おだやかじゃない

気を抜くと意識が無くなってしまいます

2020/04/16

2020/04/16の日記

状況:自宅で業務。家族が発熱しコロナを疑った親が隔離。myfitnesspalでカロリーの記録と制限。自重トレーニング「初心者向け」のメニューで腕立て伏せやスクワットをやっている。

精神:暇で鬱屈としている気がする。毎日の生活に疲労しているが未来を考える余裕がない。物理的距離を取ってゲーム依存は薄まってきたがTwitter依存、SNS依存は改善せず。穏やかであろうとしているが常にイライラを抑えてバランスを取っている状況と思われる。

肉体:カロリー制限で2キロ痩せた。自重トレーニングの結果はまだ出ていない。睡眠時間を確保して健康にはなったかも。

【邪神ちゃんドロップキック】

 在宅勤務の傍ら邪神ちゃんドロップキックを見ている。面白くて数日で一気に見終わって今は最近配信開始した邪神ちゃんドロップキック'(ダッシュ)を見ている。

 ギャグアニメだけど面白さの説明が難しい。奇抜なキャラクターが神保町の狭い部屋で節約生活を送りながら喋っている。奇抜なキャラクターなりの日常会話があり、奇抜なキャラクター同士の関係性があり、天使と悪魔と邪神ちゃんが顔なじみになっていくのだが一向に話が前に進まない。時間は前に進み出来事も積み重なるが物語的には前に進まず邪神ちゃんは自分を召喚した召喚主ゆりねの殺害に成功せず今日もドロップキックを仕掛けて返り討ちにあう。

 ゆりねに反撃されてバラバラにされたり刺されたり殴られたりした直後にスッと夕ご飯を作りに台所に向かう邪神ちゃん…っていう奇抜だけど日常生活として定着している動きが妙に面白くて笑いながら見てるんだけど「これで笑っていいのか?」という疑問を常に持ってしまい、見終わったあとに妙に胃もたれ…というか頭の中に残るアニメ。

 ゆりねの低くてかすれた声、妙な笑いのツボが心地よい。メイドラゴンの小林さんの声も低くて心地よい声だったなと思い出し。

 

【母親/掃除】

 久しぶりに実家に戻ってきて母親と生活圏がかぶった。離れて生活しているときは非常に仲良くしていたけれど家に帰ってきて思い出した!そうだ自分は母親と反りが合わない!

 こっちの都合を無視したお節介、出かけないのにコートを着せようとしてくるズレっぷり、断るとモゴモゴ心配をしはじめて着地点が見えなくなって立ち去るしかなくなる居心地の悪さ!年老いた母がウロウロとしているのを見るだけで申し訳ない気持ちになってくるけれど部屋の中でコートを着るつもりはない!

 なんていう噛み合わないやり取りが続くので他の家族から鬱陶しいと追い払われて寂しそうにしている母親を無視できず話を聞いたり励ましたりしてみるも自分も疲れて部屋に引きこもってしまう。ああ懐かしいな、家を出るまではこれに苦しみつつ励まされてもいたなぁなんて思い出した。

 家を出てからはビデオ通話で頻繁にやり取りしていたのでお節介は焼かれずに会話はする(自分にとって)ちょうどいい距離感が取れていた。

 せっかく家にしばらくいるので話相手になったりなってもらったりしつつ、家事を任せておいて鬱陶しいと追い払うのは違うだろうと思って掃除や料理を代わったりしている。こちらから支払えるものがあれば受取拒否もちょっと気が楽になる。

 

【社会/リモートワーク】

 社会とはなんぞや、という漠然とした疑問を抱えて社会人生活を送っている。自分が電話をしたり相談を受けたり回答したりしている作業の先につながっているらしい大きな流れを想像できずにいるので仕事にイマイチ身が入らない。

 特にリモートワークになってからは同僚もいない、子供部屋に戻って子供時代の机で仕事をしているので更に混乱し、窓の外の景色や海を眺めている自分とスーツを着てパソコンのキーボードを叩いていた自分とがうまく噛み合わない。

 ああ、のんびりと仕事をしてお給料を貰えるのは幸せだなぁと思う反面、公私の境目のないだらだらとした作業の時間が続いている。2メートルの範囲で仕事と遊びと睡眠が完結しているのは息苦しいなぁ、外に出たい友人に会いたい、あんまり会いたくないけど職場の人の顔をたまに見るのも悪くないかなぁという気持ちになった。

 

【余裕のない人、頭の悪い人をその能力の低さで貶すこと】

 とあるdiscordに参加している。Twitterだとオープンすぎるから半分閉じこもった場所がほしいよね、という理由で始まったサーバーだ。

 そこでよく発言する若い男の子がいて、彼は定期的に「無能、年寄り、馬鹿」に怒っている。「馬鹿であることは罪ではないが、学習しよう賢くなろうという意思が見られないのは救いようがない」と怒り狂っている(ように見える)

 怒っている人がいると宥めようという気持ちになるので、彼の話に相槌のチャットを返すことが多いのだけど、毎回うーん…と悩んでしまう。思春期の潔癖さは私も見に覚えがあるし他人のことをとやかく言える立場ではないな…と思いつつ、無能と馬鹿と年寄りと自分をコントロールしようとしないすべての人間とに怒りをぶつける彼も馬鹿に見えるんじゃないの他の人からは、と言えたら気持ちがいいだろうなと考えてしまう。

 気持ちよくなることを言ってしまうと大抵は後で気持ちの悪い思いをすることになるので心の中にしまっておくんだけど、自分が老人になったときに彼のような熱い若者に殴り殺されたりするのかなとか、彼も老人になったら昔の自分のような若者と戦うのかなとか気になってしまう。ああ死にたくないなぁ。

 

【正体不明の耐えられない苛立ちの招待を暴きたい】

 子供の頃から正体不明のだるさ、落ち込みに襲われている。まあ誰でも落ち込むことはあるだろうし常にご機嫌な人もいないとは思うんだけど…。鬱病ほどしんどくはなく、かと言って気分の落ち込みで済ませるには生活に支障をきたすこの正体不明の精神状態の悪化をなんとかしたい。

 鬱病ではないだろうけど鬱病から回復した人の話は参考になるかもと思い『うつヌケ』読みました。素直に信じるのはちょっとなぁ…という感じではあるけれど、しんどさを正体不明の体調不良ではなく名前の付いた病気として扱えるようになると前進できるかもしれんぞという部分は参考になれば良いなぁと思った。

 とりあえずは睡眠時間を確保して運動をしてしっかりと食事をして人と話して…そういう良さそうなことを試していくしかなさげ。